野村證券が銀行代理店参入第1号
【銀行代理店業務の許可を得て、参入第1号へ】
グループ会社の野村信託銀行と代理店契約を締結。野村信託銀行の代理店として、定期・普通預金の受け入れや送金業務を取り次ぐことになった。顧客からの出入金はネットバンキングとして、インターネット上のみで扱う。
【銀行代理店業務参入の狙い】
株式の売却で得た現金や保有証券の配当・利払い金などの、一時的な受け皿として、預金サービスの顧客ニーズは高いと判断し、銀行代理店業務に参入。
証券総合口座では、口座に残った現金は短期国債などで運用する投資信託の一種であるMRFで運用していたが、場合によっては元本割れの可能性もあった。もちろん、元本割れを嫌う顧客もいる。この点で、元本の保証された預金サービスは魅力的であり、挑戦する価値がある、というのが野村證券の考えだ。