業績チェック2009.10
会社四季報2009年4集より抜粋
野村ホールディングス
自己投資苦戦。が、金融環境好転し株・投信関連収入大幅持ち直し。トレーディング損益も急改善。保有資産劣化に伴う損失一巡。前期リーマン買収に伴う人件費大幅増こなして税前黒字浮上。減配。
大和証券グループ本社
金融市場の本格回復半ばだが最悪期は脱す。株・投信・債券関連収益復調。下期に三洋電機株売却益940億円計上前提。広告宣伝費など経常費も削って営業大幅黒字。少数株主損見込まず。増配も。
みずほ証券
合併で戦線拡大。地合い改善加わり株・債券・投信関連収入が想定超に急増。合併一時費と人件費、システム費など経常費大幅増こなし営業大幅黒字。負ののれん発生特益1102億円。合併記念配か。
みずほインべスターズ証券
基準価額低く投信残高報酬軟調。が、相場底入れし金融商品販売復調。リーマン債評価損消滅。人件費、システム費削り営業黒字。システム除却損など見込まず。責任準備金戻入特益。税負担軽い。復配も。
東海東京フィナンシャル・ホールディングス
基準価額の回復弱く投信残高報酬は弱含み。が、金融混乱落ち着き国内外株・外債関連収益が増勢。投信販売手数料も挽回。持株会社移行に伴う関連費増こなし営業黒字幅拡大。持分変動特益剥落。
岡三証券グループ
投信残高報酬弱含み。が、市況改善し株関連収入増勢。投信販売手数料持ち直す。給与の業績連動分増こなし営業黒字に復帰。負ののれん見込まず。取引責任準備金戻入特益見込まず。税正常化。増配も。