業績チェック2010.10

会社四季報より抜粋


野村ホールディングス
【減益懸念】投信・外債販売など国内営業は出だし好調だが徐々に勢い欠く。アセットマネジメントはまずまず。反面、市場環境悪化でトレーディングが苦戦。引き受けも大幅反落。減益の公算。配当は維持か。


大和証券グループ本社
【大幅反落】市場環境悪化で株式委託手数料が低調。トレーディング損益も悪化。信託報酬は堅調だが、投信の新規販売手数料は反落。株式引受手数料も急減。三洋電機株売却益も消え利益大幅反落。減配か。


みずほ証券
【減 益】市況低調で委託手数料やトレーディングが弱含み。投信販売は底堅い。引き受けは上期に親会社の大型案件あるが下期は反落。営業減益。負ののれん特益消えるが、誤発注訴訟の賠償金次第で特益も。


みずほインべスターズ証券
【減 益】株式市場の低迷続き、株委託手数料が低調。高利回り債券型の投信販売や外国株売買が底堅い。引き受けは上期にグループの公募案件引き受けがあるが、下期は停滞。営業減益。税負担小さい。無配。


東海東京フィナンシャル・ホールディングス
【減 益】株式の委託手数料、株トレーディング苦戦。外債・仕組み債や投信の販売も弱含み。持分法の合弁証券が寄与しても経常減益。社員不正行為の代位弁済特損の一方、持分変動特益など計上。特配微妙。


岡三証券グループ
【反 落】国内株式市況が5月以降悪化し株式委託手数料やトレーディング落ち込む。投信残高比例の代行手数料堅調だが投信の新規販売は失速ぎみ。下期若干改善でも営業減益。有価証券関連特損など減る。


丸三証券
【減 益】株式市況の不透明感強く、個人向け対面営業中心の株式部門が低落。トレーディング収益軟調。比較的好調だった投信販売も5月以降、失速ぎみ。投信残高比例の代行手数料が若干増えても、営業減益が濃厚に。記念配落とし普通5円配か。


PR