業績チェック2011.6
会社四季報より抜粋
野村ホールディングス
【伸び悩み】運用残高増でアセットマネジメント続伸。トレーディング、投資銀行ともに海外ホールセールの採算多少改善。国内投信販売も堅調。が、国内の株委託手数料が当面低空飛行。最終益依然低水準。
大和証券グループ本社
【低水準】投信販売・信託報酬は堅調続くが、国内株は前半低調。トレーディングや引き受けなどホールセールは採算改善。だが人員大幅増強したアジア拠点のコスト重く、伸び限界。最終黒字回復でも低水準。
みずほ証券
【低水準】株委託手数料が市況低調で冴えない。株券引き受けも減少。毎月分配型中心に公募投信販売は堅調、前期不振だったトレーディングが改善でも利益低水準。
みずほインべスターズ証券
【高水準】前半は株式市況の低調反映し、株委託手数料が弱含み。ただ毎月分配型中心に公募投信の販売が増勢続き、外国株トレーディングも堅調。営業益は高原状態。
東海東京フィナンシャル・ホールディングス
【増 益】国内株は前半低調、後半やや回復を前提。毎月分配型の投信や外債、外国株の販売堅調。ディーリングも改善し営業増益。提携合弁証券(持分法適用)の貢献着実増。税負担正常化、最終益横ばい圏。
岡三証券グループ
【復 調】国内株は伸び悩むが、外国物中心に投信販売が引き続き好調。外債・外国株トレーディングも高水準。FX含めオンライン事業は赤字縮小。営業益復調。顧客決済不足金の引当特損消える。増配濃厚。
丸三証券
【漸 増】株委託手数料は前半低調だが、後半やや回復。トレーディングは横ばい前提。通貨選択型の新興国債券ファンドなど投信販売好調。システム移行費用の圧迫が薄れる後半にかけ営業益復調。5円配継続。